パチンコは確率のゲーム!
あなたに質問します!
- 大当たり確率1/360のパチンコ台があります。この台は平均して何回スタート(抽選)すれば、一回大当たりがきますか?
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360回に1回
簡単な問題です。しかし、この大当り確率を理解する事こそがパチンコを理解するための第一歩です。続けて質問します。
- 大当たり確率1/360のパチンコ台があります。この台は1000円あたり平均して20回のスタート(抽選機会)がありました。大当たりを引くまでに平均していくらの投資金額が必要ですか?」
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18000円 (360÷20×1000=18000)
この問題も、算数レベルの問題です。さらに質問します。
- ここに大当たり確率1/360のパチンコ台があります。この台は1000円あたり20回のスタートが期待できます。そしてこの台は一回の大当りで平均して4000発の出玉を獲得できます。交換率は等価交換(1発=4円)です。この台を長時間打ち続けた場合、トータルで勝つ事ができますか?
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勝つことはできない
1回の大当たりに必要な平均投資金額…18000円
1回の大当たりで獲得できる回収金額…4000発×4円=16000円
よって1回の大当たり毎に平均して2000円損する計算になります。
この問題も、それほど難しい問題ではありません。
最後にもうひとつ質問します。
- 1回の大当たりにつき、平均して2000円ずつ損をする計算のパチンコ台があったとします。あなたはその台で遊びたいですか?
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この質問は、算数の問題ではありません。よって正解はありません。
しかし、ほとんどの人が、「負ける勝負はしたくない」と答えます。
この様にパチンコは
- 確率という要素を中心としたゲームである。
- 期待収支は、確率計算により求められる。
実際のパチンコ台は、確率変動や潜伏確変等の要素が加わるため、もっと複雑なスペックのものがほとんどです。
しかし基本的には、確率のゲームである事に変わりありません。さらに付け加えるなら、
- 負ける勝負はしたくない。
これが多数派の意見です。
この様に、パチンコというゲームを概ね理解しているのです。
そして、負ける勝負はしたくないのです。
しかし、現実はどうでしょう…
ついつい夢中になり、負けると分かっていながらお金をつぎ込んでしまう人がなんと多いことか…
なぜ、こうなってしまうのでしょうか?
それは…
・パチンコの本質を 「頭の中では認識しても、心の底から深く理解していない」からです。