「ゆでガエル」の怖さ

「ゆでガエル」になってない?

パチンコは人間の精神を破壊します。

この「顧客洗脳プログラム」の一番の怖い所は、自分では、なかなか気が付かない所です。
そして、そこから派生した様々な怖さがあります。

気付いた時には、相当進行している

なかなか気付かないと言うのは、
裏を返せば、気付いた時には、相当症状が悪化していることが多いのです。

このままではダメだ!と自覚した時には、
既に多額の借金、仕事も手につかない等、日常生活にも支障がある状態まで進んでいることもあります。

気付いても、まだ大丈夫と思ってしまう

「最近、少しおかしいぞ」と自覚していても…
精神破壊のプログラムなので、冷静な判断ができません。

その結果…
「自分はまだまだ普通だ」「これぐらいたいした事ない」等、
自分勝手に甘く考えてしまう傾向があります。

周囲の人もなかなか気が付かない

自分でも気が付くのが難しいのですから、周囲の人が気付くのは容易ではありません。
顔色が悪い等、肉体的なものなら、周りも気付きやすいのですが、精神的な変化は目には見えません。

そのため一緒に暮らす家族ですら、なかなか気が付かないのです。

精神が破壊され、最後は「病気」に

パチンコにハマると少しずつ精神が壊れます。
そして、最後には「本当の病気」になります。

それがパチンコ依存症…
ギャンブル依存症・病的賭博と呼ばれる精神の病です。

私は依存症を研究する医学者ではありません。
ですから、専門的見地から発言することはできません。

しかし執筆にあたり、この問題を避けて通る訳にもいきません。

ギャンブル依存は、昔は、意志薄弱・性格未熟等、本人の資質の問題として片付けられていました

しかし1977年に世界保健機構(WHO)によって依存症の一つに分類さています。
今では、精神疾患として認識されています。

ギャンブル依存症の特徴

この病気の特徴を簡単に紹介すると、

  • ギャンブルを渇望する
  • ギャンブルを制御する事が困難になる
  • ギャンブルをしないと離脱症状に見舞われる
  • ギャンブルに対する耐性(頻度・賭け金等の増加)が生じる
  • ギャンブル以外への関心が低下する
  • ギャンブルのせいで、借金等の他の問題が生じる

等があげられます。

周囲の人間を傷つけるギャンブル依存症

また家族等に与える影響も絶大です。
周囲の人間を傷つける度合いは、ギャンブル依存症を越える病気は無いとまで言われています。

さらにその治療も困難です。
薬物を用いた治療法は確立していません。
集団精神療法等を何年も続ける必要があると言われています。

その上、再発のリスクも高く、それ故に「ギャンブル依存症」は治らない病気とまで言われています。

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